下川昭宣 Akinobu Shimokawa

2010/9/1 15:40 投稿者:  admin

鎌倉時代には、名馬、名牛を育てることが武士のたしなみとされ、その地方で一番大きく強い馬や牛を持つ事が自慢であったそうである。
同時代の絵画の「駿牛十図」に残る名牛の名を借りたこの「夏引き」という題名の由来は、春、秋に比べて夏に育てた蚕の繭から採れる糸が一年を通じて一番太くて強く、後世三味線の糸に利用されたほど質も良いものだと聞きます。
今回作品を制作する以前から題名は「夏引き」と決めていて、イメージはダイナミックで力強く、しかも中に繊細さが潜んでいて、牛が持つその気高さにあふれる形を黒御影石で表現することに努力いたしました。
十日町市や近隣の町では紬や闘牛が地元の伝統として今もいきづいている。そんな所縁のある場所で、皆様の協力を得て制作そして作品を設置できたことは、たいへん嬉しいことで感謝にたえません。
「夏引き」が早く十日町市民になれることを願っております。

夏曳き
夏曳き
夏曳き
夏曳き
下川昭宣 Akinobu Shimokawa
下川昭宣 Akinobu Shimokawa
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